家族葬は一般葬より費用を抑えやすい形式ですが、選び方や準備によっては想定以上の出費になることもあります。無理のない範囲でしっかり見送りつつ、できるだけ費用を節約したいという家庭も多いでしょう。本記事では、家族葬の費用を抑えるために特に効果の高い5つの工夫を厳選し、わかりやすく紹介します。
1. 不要なオプションを省く
プランにはさまざまなオプションを追加できる一方、必要以上に豪華にすると費用が急増します。最低限で問題ない部分を見極めるだけで節約効果は大きくなります。
- 祭壇のグレードを上げない
- 供花・供物を必要最低限にする
- 高級棺や高価な骨壺を選ばない
- 写真スライドや装飾演出を省略
「心を込めて見送る」ことと「豪華にする」ことは必ずしも一致しません。家族の希望を基準に選びましょう。
2. 公営火葬場を利用する
火葬費用は地域によって大きく変わります。公営施設は民営よりも圧倒的に安いため、利用できる場合は最優先で検討する価値があります。
- 公営:数千円〜1万円台
- 民営:5万〜10万円以上
ただし、公営は予約が埋まりやすいため早めの確認が必要です。
3. 参列者を最小限にして飲食・返礼品の費用を抑える
家族葬では参列者が少ないため、飲食や返礼品の費用を抑えやすくなりますが、人数が増えると費用は一気に膨らみます。
- 参列範囲を明確にして伝える
- 香典辞退にすることで返礼品をなくす選択も可能
- 通夜ぶるまいを省略または軽食にする
4. 複数の葬儀社で見積もりを比較する
同じ家族葬でも葬儀社によって金額が大きく異なるため、必ず比較が必要です。1社だけで決めると、本来より高い価格で契約してしまう恐れがあります。
- 基本プランの内容を比較する
- 追加料金の条件(深夜搬送、安置延長など)をチェック
- 総額表示されているか確認する
葬儀社の説明が丁寧かどうかも重要な判断基準です。
5. 一日葬・直葬(火葬式)を選択肢に入れる
費用を大幅に抑えたい場合は、儀式の簡略化を検討するのも一つの方法です。
- 一日葬:通夜を行わず告別式のみ → 一般的に20万〜50万円
- 直葬(火葬式):儀式なし → 10万〜25万円と最も安価
故人の希望や家族の価値観に合わせて柔軟に選べます。
まとめ
家族葬の費用は工夫次第で大きく抑えることができます。不要なオプションを削り、公営火葬場の利用や参列人数の調整、複数見積もりの比較など、事前準備が節約の鍵となります。家族にとって無理のない範囲で、心のこもった見送りができるよう、今回紹介した5つのポイントを参考にしてください。
